前回の「FUBUKI.biz 交流会(仮)」から2ヶ月。職種も居住地もバラバラな私たちが再び集まったとき、そこには単なる「雑談」を超えた、新しい生態系が生まれ始めていました。
AIが最適解を秒速で導き出し、あらゆる仕事がコモディティ化していく2026年。
私たちは「何者であるか」という証明(バリューの強要)から解放され、それぞれの「偏愛」をどう社会に実装していくか。
インストールが始まった**「FUBUKIモジュール2026年度版」**を武器に、点と点が線へとつながり始めた第2回の記録です。
会の冒頭、私(角川)から皆さんに「FUBUKIモジュール2026年度版」の完成を伝えました。
これは単なるツールのアップデートではありません。個々のプレイヤーが、AIに代替されない「自分のスタイル」を瞬時にデジタル上に構築するための基盤です。
来週からは、一人ひとり15分間の「秒でできる」個別セッションを開始します。
デザインの微細な調整(トンマナ)も含め、個の美学を最大限に引き出すための支援体制を整えました。組織に頼らず、個が個のまま連帯するための「装備」がいよいよ整ったのです。
今回、メンバーから語られた近況は、驚くほど前向きな変化に満ちていました。
山梨の厳しい2月を、諏訪さんは売上110%という数字で乗り越えていました。
「倉庫のような場所で、誰が見つけるんだ?」という立地さえも、彼の圧倒的なコーヒーへの偏愛の前では、むしろ特別な「体験」へと変換されています。
特筆すべきは、卸先の拡大です。パン屋や福祉施設など、着実に彼の「味」が地域に根を張り始めています。
後半の議論で生まれた**「ワイン好きやワイナリーの作り手が、あえて通うコーヒー」**というコンセプト。この尖った「ノイズ」こそが、マス(大衆)ではない、強固なファンを生む羅針盤になります。
「なんとなく」で愛媛に移住した角田さんは、さらなる軽やかさを見せています。
大阪での14時間に及ぶ対話(という名の飲み会)を経て、4月18日(予定)に松山で新しいイベントを仕掛けることが決まりました。
「ライスワーク(食べるための仕事)」の先にある、「楽しい生活」のハブとなる場所。
ロジックで固めたビジネスモデルではなく、「この人と飲む酒は美味い」という直感を信じて、彼は新しい挑戦へと舵を切っています。
マーケターの山上さんは、採用市場に潜むパラドックスを指摘しました。
Indeedの無料掲載を活用し、1ヶ月で20名の応募を獲得。そこには「高学歴で優秀だが、既存の組織の論理(フルタイム・出社)には適合できない」という、埋もれた才能たちがいました。
60万円のスクールに通っても実戦で動けない人々が溢れる中、彼は「実案件」を通じた真のリスキリングと、個の自立を支援するコミュニティを構築しようとしています。
前回、諏訪さんが発した**「価値ハラスメント」**という言葉。
私たちは今回の対話を通じて、その脱出口を明確に描き始めました。
それは、自分の事業モデルを「プレゼン資料(パッケージ)」へと落とし込み、メンバー同士が互いを紹介し合える状態を作ることです。
「お前は何ができるんだ?」という外部からの圧力に答えるのではなく、「私はこれが好きで、これができる」という自己定義を交換し、連帯する。
「お互いがお互いを売り歩く」
そんな緩やかで強力なエージェント関係が、3ヶ月後には形になります。
誰かが困ったときに「それなら、あそこに面白い変人がいるよ」と自信を持って言えること。それこそが、会社という箱を持たない私たちが、2026年の冬を豊かに迎えるための鍵となります。
「一人でやっていると、いつか寂しくなる。でも、こうして一ヶ月に一回、変化を見せ合える場があるから頑張れる」
角田さんが漏らした言葉は、メンバー全員の総意かもしれません。
次回は、それぞれが磨き上げた「プレゼン資料(パッケージ)」を持ち寄ります。
FUBUKIという交差点で交わった点と点が、どんな星座を描き始めるのか。
実験は、より解像度高く続いていきます。
【参加メンバープロフィール】