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AIは、衝動で使え。——経営者が気づいた「本当の好き」と、道具としてのAIの正体

作成者: かくさん|Apr 4, 2026 11:32:26 AM

かくさんこと、株式会社フブキ代表の角川英治です。

【結論から申し上げます。】

AIを「速い」「効率的」という言葉で評価していませんか。それは外側の言葉です。本当にAIを使いこなしている人は、もっとシンプルな理由で使っています。「楽しいから」。そこに気づいた時、AIは初めて本物の道具になります。

AIは、結果のための道具ではない

落合陽一氏がAIで1日に3万行以上のコードを書くという話が話題になっています。生産性32倍、やがて100倍という数字だけが一人歩きしていますが、私が注目するのはそこではありません。彼がAIを使う時の顔が、明らかに楽しそうだということです。

AIは万能ではありません。いつも道具でしかない。これは当たり前のことのようで、実はとても重要な視点です。道具は、使う人間の「意図」と「好き」を増幅するだけです。意図のないところに、AIはただの空白を速く生産する機械になります。

「本当の好き」は、トラウマの外側にある

好き嫌いには2種類あると思っています。怖い思いをしたから避ける、褒められたから好きになる——これはトラウマや条件付けによって後から貼り付けられた「ノイズの好き」です。もう一方は、なぜかは説明できないけれど、これが好きだという感覚。生まれながらに持っている感性の核とでも言うべきもの。

AIがどれだけ進化しても、その人が「なぜそれを好きになったか」という文脈と経験は再現できません。そこが人間の「好き」の代替不可能な部分です。

限りある呼吸に気づいた時、やることが定まる

歳を重ねると、余計なものが削ぎ落とされていきます。若い頃は「何をすべきか」を探すのに膨大なエネルギーを使う。でもある時、命に有限があると体で気づいた瞬間に、自然とやることが定まる。理屈ではなく、静かな明確さとして。

これはAI時代における最大の強みです。「自分は何のためにこれを使うのか」という問いを持っている人間にしか、道具は本当の意味で機能しない。落合氏が膨大なエージェントを走らせて生産性を上げられるのも、彼自身に「作りたいもの」が明確にあるからです。

デジタルをやり込むほど、アナログの価値がわかる

AIを深く使えば使うほど、気づくことがあります。ギターは、マイクを通さない生音が一番いい。お酒も、人との会話も、AIがどれだけ賢くなっても代替できない。それは一回性のものだからです。その瞬間にそこにしか存在しない。

デジタルの世界に深く入るからこそ、「これはデジタルで代替できない」というものがくっきり見えてくる。AIはその境界線を、むしろ鮮明にしてくれる道具です。

AIは衝動で使え

効率のためにAIを使おうとすると、どこかぎこちなくなります。「楽しいから使う」という衝動で使った時、人間とAIの関係は自然になる。主従関係が逆転せず、道具として完全に機能する。

AIが「何でも作れる時代」になったからこそ、「自分は何に切磋琢磨するか」が既に定まっている人は圧倒的に強い。迷わなくていいからです。衝動と、限りある呼吸への自覚と、本当の好き——その3つが揃った時、AIは初めて経営の武器になります。

フブキでは、経営者や広報・マーケティング担当者の「本当にやりたいこと」を言語化し、それを世界に発信するための実務を丸ごと担います。AIも道具として最大限に活用しながら、企画立案から実行まで、あなたの衝動を形にするパートナーとして動きます。

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